★H.P.ラヴクラフトラヴクラフト全集7』(大瀧啓裕訳、創元推理文庫Fラ1-7、東京創元社、2005/01、amazon.co.jp)#0111


おおお、何年ぶりの刊行だろうか。てっきり第6巻で途絶したのかと思っておりました(失礼!)。これにて全7巻が堂々完結です。

これまでの巻に収録しきれなかった小説を集め、若書きの作品、夢にふれた書簡、中絶した断片を加えたので、本巻によってラヴクラフトの小説はすべて訳出されたことになる。若書きの作品はまだかなりの分量があるものの、これらは『文学における超自然の恐怖』をはじめとする評論や詩とともに、本全集の補巻ないしは別の形でまとめることにしたい。なお、ラヴクラフトの添削した小説や補作および共作は、本全集の別巻か新たな形で編むことにする。

(大瀧啓裕「作品解題」より)


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