岩波書店から『スピノザ全集』(全6巻+別巻)の刊行が始まるようです。
『スピノザ全集』の企てがあるということについて最初に耳にしたのは、もういつのことだったか忘れてしまいましたが、それこそ鶴首してお待ち申し上げておりました。
今回の全集では『ヘブライ語文法綱要』も全訳されるとのこと。
また、これはTwitterで教えてもらったのですが、ガリマール社から出ているプレイヤード叢書から新しいスピノザ全集が出たとのことで、こちらは紀伊國屋書店に注文したところです。
私自身は、いわゆるゲプハルト版全集しか持っていないので、その後の新たな発見や研究の成果を踏まえた新版が欲しいと思っていたところでした。これを機に、再びスピノザに関する文献も集め読んでみようと思います。
Spinoza Œuvres complètes, Édition et trad. par Bernard Pautrat, Bibliothèque de la Pléiade, n° 108, 2022