★松原洋子+小泉義之編『生命の臨界——争点としての生命』(人文書院、2005/02、amazon.co.jp)#0314
六人の著者が生命倫理の争点を提示する論集。参考までに初出情報を付した目次を記しておきたい。
・松原洋子「まえがき」
I 医学と科学
・松原洋子「生物医学と社会」(『科学技術社会論研究』1号*)
・松原洋子「「新遺伝学」と市民」(『現代思想』2003年11月号*)
・市野川容孝+松原洋子「病と健康のテクノロジー」(『現代思想』2000年09月号)
II 生命と教育
・大谷いずみ「「いのちの教育」に隠されてしまうこと」(『現代思想』2003年11月号*)
・大谷いずみ「「問い」を育む——「生と死」の授業から」(語り下ろし)
III 生態
・遠藤彰「「生態遷移」というグランド・デザインの発想」(『季刊d/SIGN』8号、2004年)
・遠藤彰「現代の「環境問題」と生態学」(語り下ろし)
IV 生-政治
・小泉義之「ゾーエー、ビオス、匿名性」(『談』71号、2004年)
・立岩真也+小泉義之「生存の争い」(『現代思想』2004年11月号)
・小泉義之「あとがき」
初出に「*」をつけたものは、加筆・修正が施されているものを示す。
ていうか、2/3を初出誌で読んでいたことに後で気づいた。orz