『科学』2006年3月号(岩波書店、2006/02)


脳といえば、岩波書店の科学雑誌『科学』の最新号は、「特集=意識・脳・身体の接続へ──デカルトの夢と最新脳科学」と題して脳科学特集を組んでいます。


特集の目次は下記のとおり。

・R.エイドルフ+土谷尚嗣「感情と脳の相互作用──認知神経科学から見たデカルトの間違い」
小泉義之「脳理論の創始者としてのデカルト
・神谷之康「マインド・リーディングは可能か」
・佐久間康夫「内分泌調節に見る脳と身体の相互作用──性ホルモンがおこす不思議」
苧阪直行「リカーシブな意識の脳内表現──ワーキングメモリを通して自己と他者を知る」
・池上高志「意識を担うダイナミクス
・細谷俊彦「局所神経回路モデルとしての網膜」
・土谷尚嗣「意識と注意の脳内メカニズム──「見える」ことと「見る」ことは違うか?」
・信原幸弘「クオリアの哲学」


また、3月28日発売予定の4月号「特集=湯川・朝永生誕100年」でも、特集以外の記事に脳科学関連の記事があるようです。

・川人光男+甘利俊一+外山敬介「“脳を活かす”新しい潮流」
小泉英明「子どもたちの発達を見守るコホート研究」
・甘利俊一「脳科学の危機」


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