『考える人』No.13、2005年夏号(新潮社、2005/07)


創刊三周年を迎えた季刊誌『考える人』は、創刊三周年を記念して総力特集「「心と脳」をおさらいする」を企画。脳科学者茂木健一郎(もぎ・けんいちろう, 1962- )氏による、ペンローズ、バーロー、ハンフリーへのインタヴューほか特集の構成は以下のとおり。

茂木健一郎「私たちの心は美しい」


・「茂木健一郎氏への「10の質問」」


山本貴光吉川浩満「「心と脳」をおさらいするための21のキーワード」


茂木健一郎ケンブリッジ、オックスフォード巡礼」
 ・ホラス・バーロー
 ・ニコラス・ハンフリー
 ・ロジャー・ペンローズ


佐藤雅彦「脳とタスク・アニメーション」(インタヴュー)


・「心とは? 意識とは? 「わたし」とは?」
 ・保坂和志
 ・内藤礼
 ・鶴見和子


・甘利俊一「脳と心の数理」


山本貴光吉川浩満「「心と脳」を知るためのジャンル別ブックガイド」


相棒・吉川浩満id:clinamen)と、「キーワード解説」「ブックガイド」ほかを寄稿しました。ブックガイドでは、創作を含めた50冊を紹介しています。


本号からの新連載、佐藤卓己「セロンに惑わず、ヨロンにもかかわらず」小谷野敦「売春の日本史」も要チェック。お二人とも今月のちくま新書から新刊を刊行のようです。


次号(2005年10月4日発売)の特集は「住んでうれしい環境先進国ドイツ」


⇒新潮社 > 『考える人』
 http://www.shinchosha.co.jp/kangaeruhito/


⇒哲劇メモ > 2005/07/04
 http://d.hatena.ne.jp/clinamen/20050704/p1