★飯沢耕太郎『[増補]都市の視線——日本の写真 1920-30年代』(平凡社ライブラリー555、平凡社、2005/10、amazon.co.jp)
1989年8月に創元社から刊行された親本を改訂・増補した一冊。日本の1920年代から30年代の写真を論じた表題作「都市の視線」のほか、野島康三、福原信三、淵上白陽、福森白洋、安井仲治、中山岩太、小石清、堀野正雄、木村伊兵衛、飯田幸次郎といった名だたる写真家たちの評伝・作品論を集成している。巻末には「日本近代写真史年表(1921‐1945)」も収録。
⇒平凡社
http://www.heibonsha.co.jp/
——というラインナップを見れば思い出すのは国書刊行会から刊行中の「日本写真史の至宝」。1930年代を中心とした日本の写真集の名作を復刻するシリーズ。目下は以下の三冊が刊行されている。
★安井仲治『安井仲治写真作品集』(amazon.co.jp)
http://webshop.ncm.jp/cgi-bin/kokusho/shop.cgi?button=detail&page=4-336-04490-2
★小石清『初夏神経』(amazon.co.jp)
http://webshop.ncm.jp/cgi-bin/kokusho/shop.cgi?button=detail&page=ISBN4-336-04485-6
★堀野正雄『カメラ・眼X鉄・構成』(amazon.co.jp)
http://webshop.ncm.jp/cgi-bin/kokusho/shop.cgi?button=detail&page=4-336-04486-4