写真
★荒木経惟『写真ノ話』(白水社、2005/10、amazon.co.jp) 写真ついでに最近眼にした写真書から。 荒木経惟の主著にして写真家志望者の教科書! ロンドンでの大回顧展にあわせ、これまでの制作秘話を一挙公開! デビューから現在までの自作を説明しながら、…
★飯沢耕太郎『[増補]都市の視線——日本の写真 1920-30年代』(平凡社ライブラリー555、平凡社、2005/10、amazon.co.jp) 1989年8月に創元社から刊行された親本を改訂・増補した一冊。日本の1920年代から30年代の写真を論じた表題作「都市の視線」のほか、野島…
★「写真はものの見方をどのように変えてきたか 第4部 [混沌]」(東京都写真美術館) 写真の誕生を概観する第1部、19世紀末から1930年代のモダニズムの時代を検証する第2部、日本の1930年代から1960年代における写真史の紆余曲折を12名の写真家の仕事で辿った…
★伊奈信男『伊奈信男写真論集——写真に帰れ』(平凡社、2005/09、amazon.co.jp) 写真に関心のある向きには見過ごせない一冊。伊奈信男(いな・のぶお, 1898-1978)の評論を集成したもの。 1932年、『光画』に発表された「写真に帰れ」は、日本における写真論…
★編著=小山騰+写真=臼井秀三郎『ケンブリッジ大学秘蔵明治古写真——マーケーザ号の日本旅行』(平凡社、2004/09、amazon.co.jp) 平凡社の新刊書より、明治関連の写真集。 ケンブリッジ大学図書館が所蔵する明治の古写真を初公開。マーケーザ号で日本を訪…
★「ブラッサイ——ポンピドゥーセンター・コレクション展」(東京都写真美術館) 2005年08月06日(土)〜09月25日(日)の会期で、ブラッサイ展が開催されている。 パリのポンピドゥーセンター(フランス国立近代美術館産業創造センター/ジョルジュ・ポンピド…
★「写真はものの見方をどのように変えてきたか 第3部 [再生]」(東京都写真美術館) 全4部で写真の歴史を概観する写真展シリーズ「写真はものの見方をどのように変えてきたか」の第3部「再生」が東京都写真美術館で開催されている。 写真の誕生を概観する第1…
★アラン・サヤグ+アニック・リオネル=マリー編『ブラッサイ写真集成』(堀内花子訳、岩波書店、2005/08、amazon.co.jp) 19世紀末ハンガリーに生まれたブラッサイは,ベルリンで美術を学び,1924年パリに出て,シュルレアリスムの芸術家たちやピカソ,ミラ…
★藤村里美『写真の歴史入門——第2部「創造」モダンエイジの開幕』 (とんぼの本、新潮社、2005/05、amazon.co.jp) 東京都写真美術館の専門調査員・藤村里美(ふじむら・さとみ, 1967- )氏による上記展覧会のカタログに該当する書物。展覧会と同様に四部構成…
★「写真はものの見方をどのように変えてきたか 2 創造」(東京都写真美術館) 東京都写真美術館が開館10周年を記念して企画した特別企画展「写真はものの見方をどう変えてきたか」の第二部「創造」が開催されている。 同企画展は、写真の歴史を全4部の構成…
★川田喜久治『地図』(月曜社、2005/03、amazon.co.jp) 写真集の復刻といえば、本書も貴重な仕事です。まずは書店で実物をお手にとられたい。 ⇒月曜社 > 川田喜久治『地図』 http://getsuyosha.jp/kikan/map.html
★『安井仲治写真作品集』(飯沢耕太郎+金子隆一監修、日本写真史の至宝、国書刊行会、2005/05、amazon.co.jp) 日本の写真表現が最初の全盛期を迎えた1930年代を中心にモダニズムの傑作写真集を原本に忠実に復刻するシリーズ【日本写真史の至宝】第1回配本…
★三井圭司『写真の歴史入門——第1部「誕生」新たな視覚のはじまり』 (とんぼの本、新潮社、2005/03、amazon.co.jp)#0389 東京都写真美術館の専門調査員・三井圭司(みつい・けいし, 1970- )氏による上記展覧会のカタログに該当する書物。展覧会と同様に四部…
★「写真はものの見方をどのように変えてきたか 1 誕生」(東京都写真美術館) 人が写真史への道に踏み込む入り口はいろいろあると思うけれど、たとえば蓮實重彦(はすみ・しげひこ, )氏の大著『凡庸な芸術家の肖像——マクシム・デュ・カン論』(青土社、1988…