2018年の展望

2017年の回顧につづいて2018年の展望をば。

 

A. 書く

目下準備中で、遠からぬ刊行に向けて作業中の本に次のものがあります。

(以下、書名はすべて仮題)

 

★三宅陽一郎+山本貴光『ゲームで考える人工知能入門』(ちくまプリマー新書)

★マリー・セットガスト『先史学者プラトン』(吉川浩満との共訳、朝日出版社)

★アンソニー・グラフトン+ダニエル・ローゼンバーグ『時間のカルトグラフィ』(吉川浩満との共訳、フィルムアート社)

 

それに続いて単著としては以下を準備中です(順不同)。

 

★『私家版日本語文法小史』

★『ゲーム原論』

★『サイエンス・トランスファー・スタイル』

★『科学の文体』

★『記憶メンテナンスのすすめ』

★『「民主主義」を読む』

★『遊びとはなにか』

★『思想の思想史』

 

共著としては

 

★『生き延びるための人文』(吉川浩満との共著)

★『資本主義と民主主義』(吉川浩満との共著)

★『続・ゲームの教科書』(馬場保仁との共著)

 

などをそろそろなんとかしたいところ。

 

また、以下の三つの連載もつづきます。

 

★「人文的、あまりに人文的」(吉川浩満と共著、ゲンロンβ)

★「人生がときめく知の技法」(吉川浩満と共著、webちくま)

★「マルジナリアでつかまえて」(『本の雑誌』)

 

このうち「人生がときめく知の技法」と「マルジナリアでつかまえて」は連載終了後、書籍化の予定です。

2018年はこれらに加えて、新たに二つの連載にとりくみます。

その他、文学、人文学、天文学、教育にかかわる企画にも参加して目下それぞれ準備中です。

 

B. 話す

いまのところ予定されている対談・講演は次のとおりです。

★『人文的、あまりに人文的』な、2017年人文書めった斬り!
 日時:01/05(金)19:00-21:30
 場所:ゲンロンカフェ
 相手:斎藤哲也+吉川浩満

 

★安田登さん『能』刊行記念対談
 日時:01/21(日)19:00-21:001
 場所:B&B
 相手:安田登(能楽師)

 

★じんぶん大賞2018関連イベント
 日時:01/24(水)
 場所:紀伊國屋書店新宿本店
 相手:斎藤哲也+吉川浩満

 

C. 教える

教育方面では、ミームデザイン学校(寄藤文平さんとの講義が残り2回)、東京ネットウエイブ別科(高校課程)、よよこーで講義を行います。

 

D. つくる

ゲーム方面では、ひきつづきモブキャストとプロ契約を結んで企画と育成にかんする仕事を進めて参ります。

 

個人的にアイデアをあたためているゲームもこしらえたいのですが、さて、時間をどう捻出できますか。

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