マルジナリア書店で1日店長

今年は、もうちょっと備忘録がてら、あれこれブログに書いておこうと思いながら、はやくも1月が終わってしまった(むむむ)。

先日、1月30日(土)に、マルジナリア書店byよはく舎で、吉川浩満くんとともに、1日店長を務めてきました。

マルジナリア書店とは、よはく舎の代表である小林えみさんが開いた書店で、松尾つぐさんが店長をしています。

そこで先日刊行した吉川くんとの共著『人文的、あまりに人文的』(本の雑誌社)の刊行記念イヴェントとして催されたのが、この1日店長なのでした。店内のフェアコーナーには、同書でとりあげている本もほぼ揃えていただいていて、驚きました。

 吉川くんともども、お店のエプロンを着用して、レジでお会計をしたり、お客さんのリクエストがあると本の相談に乗ったり、これまたご要望があると拙著にサインをするなどして、あっという間に閉店時間となったのでした。

とても多くの方がいらしてくださって、少しずつではありますが、お話もできたのはうれしいことでした。

当日、本をお買い上げいただいたみなさまには、吉川くんが「哲学の門前」というエッセイを連載している『scripta』(紀伊國屋書店)のうち「山本貴光くんのこと」が掲載された号と、私がこの日のために書いた「吉川浩満くんのこと」というエッセイをおまけとしてお配りしました。

なお、マルジナリア書店の松尾店長による企画《アンダー29.5人文書大賞》が始まるようです。人文書の読者というと、なんとなく年配の人が思い浮かぶのですが、若いみなさんがどんな本を楽しんでおられるのか、とても興味があります。該当する方は、ぜひ投票を!

 マルジナリア書店には、ウェブショップもあります。

yorunoyohaku.com