2022年2月23日(水)の夜、編集工学研究所で「ISIS FESTA SP『情報の歴史21』を読む」でお話しします。
先頃刊行された『情報の歴史』の増補版『情報の歴史21』をどのように使っているか、デジタル版になにを期待するか、といったことをあれこれ述べる予定です。
詳しくはリンク先をご覧くださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。
2022年2月23日(水)の夜、編集工学研究所で「ISIS FESTA SP『情報の歴史21』を読む」でお話しします。
先頃刊行された『情報の歴史』の増補版『情報の歴史21』をどのように使っているか、デジタル版になにを期待するか、といったことをあれこれ述べる予定です。
詳しくはリンク先をご覧くださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。
2022年02月12日(土)の夜、猫町倶楽部とみんなのつぶやき文学賞のコラボレーション企画で、小林秀雄「様々なる意匠」の読書会を行いました。
私もこの機会に久しぶりに精読して、批評の批評とでもいうべき同論の面白さを味わいました。
なぜここにお邪魔しているかと言いますと、今年で第2回目となる「みんなのつぶやき文学賞」の結果発表会に登壇することになり、このたびの猫町倶楽部での企画にも参加したのでした。
猫町倶楽部と「みんなのつぶやき文学賞」のコラボレーション企画は、全部で4回の予定です。
第1回:1月12日(水) 若林踏さん「横溝正史「蝙蝠と蛞蝓」
第2回:1月22日(土) 橋本輝幸さん「グレッグ・イーガン「適切な愛」」
第3回:2月12日(土) 山本貴光「小林秀雄「様々なる意匠」」
第4回:2月26日(土) 倉本さおりさん+長瀬海さん「ファン・ジョヌン『ディディの傘』」
『群像』2022年3月号(講談社)に新連載「文学のエコロジー」の第1回「文芸作品をプログラマーのように読む」を書きました。
文芸作品には、なにがどのように書かれているのかという問いを念頭に、そこに記述された世界をコンピュータでシミュレーションとして制作する立場をとるとしたら、どのように読めるか、てなことを検討して参ります。
初回はその意図と方法について、星新一のショートショートを材料として述べています。
【新連載】山本貴光さん「文学のエコロジー」 文字から文字へ、言葉から言葉へ、文から文へ。構築された世界をひとつずつ、分解する。プログラマー的視点で文学世界を観察する、新感覚批評連載がスタート。#群像3月号 pic.twitter.com/re39UEeeg6
— 群像 (@gunzo_henshubu) 2022年2月7日
シブヤ大学のプロジェクト「歩くようなはやさで生きる人のためのリベラルアーツ」(全4回を予定)で、吉川浩満くんとともにナビゲーターを務めます。
このプロジェクトでは、毎回テーマに沿ってゲストをお招きし、伺ったお話を後にZINEとして編集します。
第1回は「本を読む」というテーマで、書評家の倉本さおりさんにお話を伺います。
2022年1月23日(日)13:30-15:30にYouTubeライブで行います(有料)。
全4回の予定ほか、詳しくは下記リンクをご覧くださいませ。
https://peatix.com/event/3120880
創元社のnoteで新連載「異界をつなぐエピグラフ」を始めます。
目下は、アーティストで編集者の藤本なほ子さんと共編著で『エピグラフの本(仮題)』(創元社から刊行予定)を制作しています。創元社の編集担当は内貴麻美さんです。
制作の過程で、藤本さんと私とがそれぞれ文章を書いて、どんな本になりそうかということをみなさんにお伝えしようという趣向です。毎月15日が山本、末日が藤本さんということで進めて参ります。
その第1回は「夢で手にした花のように」と題して、ボルヘスによるコールリッジの引用から説き起こし、エピグラフとはなにかという話、架空の本から引用されたエピグラフのことなどをあれこれ述べております。
お楽しみいただけましたら幸いです。
足踏みしている連載も、順次書いて参ります。
文中には書きませんでしたが、「異界をつなぐ」と書きながら私の脳裡に思い浮かんでいたのは、『ドクター・ストレンジ』でドクター・ストレンジがいまいる場所に裂け目をつくって別の時空間へとつなぐポータルなのでした。そんなことを言われても困るかもしれませんが。
吉川浩満くんとお送りしているYouTubeチャンネル「哲学の劇場」は、2020年の1月19日に最初の投稿をしてからそろそろ2年になります。
「誰か見てくれる物好きはいるかしらね」などといいながら始めてみたわけでしたが、おかげさまで目下は4400人のチャンネル登録をしていただいております。誠にありがとうございます。
途中から毎週金曜日の更新となり、三日坊主の常習犯である私たちとしては珍事の部類に入るかと思われますが、ほぼ休まず続けて2021年の年末の時点で91回を数えております。
また、年末には何回かお休みしたこともあり、その代わりといってはなんですが、初めてYouTubeでライブ配信をしてみたのでした。(といっても、話の中身はいつも通りの雑談なのですけれど……)
そして性懲りもなく今年も続けて参ります。
ということで、2022年最初の投稿は「人文的、あまりに人文的」#092で「哲劇のあいうえお」の「か」の回です。カント先生について話しております。
お楽しみいただけましたら幸いです。