イヴェント:「本を読む、ものを書く、編集する」(立命館大学)

2022年3月19日に、立命館大学教養教育センターの企画・主催による「SERIESリベラルアーツ:自由に生きるための知性とはなにか」第10回に登壇しました。

「本を読む、ものを書く、編集する」と題して、『文藝』(河出書房新社)編集長の坂上陽子さん、立命館大学教授の瀧本和成さん、吉川浩満くんとわたくしとで、あれこれお話ししました。事前の申込は600名以上とのこと。ご来場・ご視聴、ありがとうございました。

イヴェントの模様は、近日YouTubeで公開される予定です。

下記リンク先は、立命館大学のウェブサイトに掲載された当日のレポートです。

www.ritsumei.ac.jp

寄稿:「異界をつなぐエピグラフ」第3回(創元社note部)

創元社note部に「異界をつなぐエピグラフ」の第3回「ホラーの帝王にしてエピグラフの王」を書きました。

スティーヴン・キングは無類のエピグラフ好きで、実際のところどうなのかを眺めてみております。

note.com

第2回「みんなのつぶやき文学賞」結果発表

2022年3月13日(日)の16時から、第2回「みんなのつぶやき文学賞」の結果発表会でした。

第1回から主催している若林踏さん、橋本輝幸さん、長瀬海さん、倉本さおりさんとともに、わたくしも参加して国内篇/海外篇それぞれ3作品ずつ紹介を担当しました。

それにしても、ヴェテランの書評家でいらっしゃるみなさんの解説の巧みさに、あらためて舌を巻きました。限られた時間のなかでそれぞれの小説のよいところをぎゅっと圧縮して魅力的に語っておられて、未読の作品はその場で注文しました。

当日の様子は、下記YouTube動画でご覧になれます。

 

www.youtube.com

また、結果については「みんなのつぶやき文学賞」公式サイトをご覧くださいませ。

★国内篇

tbaward.jp

★海外篇

tbaward.jp

神谷書庫訪問

岡山県にある国立療養所長島愛生園の神谷書庫にお邪魔してきました。

同書庫では、ハンセン病にかんする文献を収集・公開しています。近年、神谷美恵子の蔵書の一部が収められ、洋書と和書に分けて置かれていました。

かねてより神谷美恵子が本に書き込みをしながら読む人であると聞いていたこともあり、実物を拝見したいと、本の雑誌社のTさん、写真家のNさんとともに取材で訪れたのでした。

特にフランス語の本を中心として、精読した本には隅から隅まで様々な書き込みがあり、神谷美恵子が本を使い倒していた痕跡が残っておりました。これまで、それなりにいろいろなマルジナリアを目にしてきましたが、神谷美恵子のマルジナリアはもっとも多様なものでした。

これについては、目下準備中の『マルジナリアでつかまえて』続編でお目にかけたいと思います。請うご期待。

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www.mhlw.go.jp

イヴェント:「歩くようなはやさで生きる人のためのリベラルアーツ」第2回 橋迫瑞穂さん

シブヤ大学のプロジェクト「歩くようなはやさで生きる人のためのリベラルアーツ」第2回は「信じる」というテーマで、橋迫瑞穂さんにお話を伺いました。

聞き手は吉川浩満くんとわたくしです。

全4回のこのイヴェントは、終了後にZINEを制作する予定です。

www.shibuya-univ.net

researchmap.jp