2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

対談:飯間浩明+川添愛「現代語という不可解なもの――語彙と文法の波間に」(『ユリイカ』2022年8月号)

『ユリイカ』2022年8月号(青土社、2022.07.26)特集「現代語の世界」の鼎談で、飯間浩明さん、川添愛さんとお話ししています。 また、巻末に「うつろう言葉の捉え方 「現代語」を考えるためのブックガイド」を書きました。よろしくお願いいたします。 www.s…

寄稿:「異界をつなぐエピグラフ」第7回(創元社note部)

創元社note部の連載「異界をつなぐエピグラフ」第7回を書きました。 「これが最初のエピグラフ?」と題してジェラール・ジュネットのエピグラフ論を眺めています。そこで触れられているラ・ロシュフコー『箴言集』のエピグラフについて五つの版を見比べたり…

『田中美知太郎全集 増補版』(全26巻、筑摩書房、1987-1990)

本が届いた。今日はいい日だ。 『田中美知太郎全集 増補版』(全26巻、筑摩書房、1987-1990) ある大学図書館の除籍本。この全集、プラトンやプロティノスなどの翻訳も収めているのですね。『ギリシア語入門』(松平千秋との共著、岩波書店)は入っていない…

寄稿:「文芸的事象クロニクル」(『文藝』2022年秋季号)

『文藝』2022年秋季号(河出書房新社、2022.07.07)に連載「文芸的事象クロニクル」を書きました。その名の通り、文芸的な事象からいくつかを選んで年表を編んでおります。 www.kawade.co.jp

寄稿:「文学のエコロジー」第6回(『群像』2022年8月号)

『群像』2022年8月号(講談社、2022.07.07)に、連載「文学のエコロジー」第6回を書きました。 今回は、「二時間を八分で読むとき、なにが起きているのか」と題して、H. G. ウェルズの『タイムマシン』を例に、文芸に記される時間についてあれこれ考えており…

メールの山の前で……

果たせずにいる執筆の予定と返信できずにいるメールの山の前で力尽きるの図 (画像はイメージです)