クセノポンの『キュロスの教育』で西洋古典叢書の第III期(全22冊、第I,II期既刊46冊)配本が始まった。第III期も要括目作品が目白押し。『自然の機能について』につづいてニ冊目のガレノスは、『ヒッポクラテスとプラトンの学説1』。すでに1〜3巻が刊行されている『初期ストア派断片集』の4,5巻。ウェルギリウスの『牧歌/農耕詩』その他重要な古典作品ばかり。
なお、第II期の最終配本である『デモステネス弁論集3』は刊行が遅れているとのこと。ま、既刊分を読むだけでもまだ当分かかりそうだからええけどね。次回配本は愉快な百科全書的アネクドート集(?)アテナイオス『食卓の賢人たち5』。