ミシェル・ウエルベック『闘争領域の拡大』中村佳子訳、角川書店、2004/11、amazon.co.jp
 Michel Houellbecq, Extension du domaine de la lutte (Maurice Nadeau, 1994)


ウエルベック、1994年の第一小説。既訳作品に素粒子』『プラットフォーム』がある。ショーペンハウエル論を準備中とも。


ウエルベックについては、こんな駄文を草したことがあります。


⇒哲学の劇場 > 作品の愉悦 > ウエルベックの末人小説(2002/10/12)
 http://www.logico-philosophicus.net/hedonism/hedonism2002.htm#20041012


『みすず』no.522 2004年11月号(みすず書房
・フィリップ・クローデル「月のピエロ」
・デイヴィッド・ヒーリー「精神薬理学と自己管理」
・初見基「虫にならなかったグレーゴル・ザムザ――映画「変身」への傍注」ほか


クローデルは、みすず書房から『灰色の魂』が刊行されたばかり。読むのがたのしみな小説のひとつ。