★John R. Searle, Mind: A Brief Introduction (Fundamentals of Philosophy, MIT Press, 2004/08, amazon.co.jp)
昨日から「第十章 知覚」にとりかかる。知覚の対象自体と、その対象についての感覚与件(センス・データ)の関係をめぐる議論。ヒューム、ロック、ラッセルが召喚されている。
先だって新訳が出たバートランド・ラッセル(Bertrand Arthur William Russel, 1872-1970)の『哲学入門』(The Problems of Philosopphy)(高村夏輝訳、ちくま学芸文庫、筑摩書房、2005/03、amazon.co.jp)でも、ラッセルによる感覚与件理論についての入門的な解説がなされていた。ついでに、ロック、ヒュームも読み直そう。