先ごろ、『フーコーの後で——統治性・セキュリティ・闘争』(芹沢一也+高桑和巳編著、慶応義塾大学出版、20076/08、ISNB:4766414047)を上梓された芹沢さんが主宰する「SYNODOS」では、こんな企画が予定されているようです。
Semminar 08 五十嵐太郎+芹沢一也「建築から社会を考える」
現在、たとえば公園のベンチには仕切りがつけられている。いうまでもなく野宿者が横たわるのを防ぐためだ。そしてその背後には、異質な存在を生活空間から排除しようというセキュリティの意志がある。公園のベンチの仕切り、こうした極小の仕掛けのうちにも社会の意志が宿っているのだ。今回のセミナーは「建築と社会」との関係について、建築批評家の五十嵐太郎氏をお招きして話を伺う。建築を通してみえてくる、現在の社会の姿とはいかなるものなのだろうか。
日時 2007年10月7日(日) 14時〜17時
場所 Synodos 〒154-0003 東京都世田谷区野沢2-3-1-101
(東急田園都市線、駒沢大学駅より徒歩13分
渋谷駅南口発 東急バス、野沢龍雲寺循環に乗車、野沢龍雲寺駅にて下車、徒歩2分)
定員 8名 (募集中) 費用 10,000円(学生・大学院生 5,000円)
(サイト「SYNODOS」より)
⇒SYNODOS > シノドス・セミナー
http://kazuyaserizawa.com/synodos/seminar/index.html#08