★『世界批評大系5 小説の冒険』(筑摩書房、1974/08、ISBN:B000J9A624


■目次

マルセル・プルースト「サント=ブーヴとバルザック」(清水徹訳)
ヴァージニア・ウルフ「現代小説」(大沢実訳)
・ローベルト・ムージルカフカとヴァルザー」(城山良彦訳)


・ジャック・リヴィエール「冒険小説論」(渡辺一民訳)
・ジョン・ミドルトン・マリ「小説の崩壊」(鈴木建三訳)
・アルベール・ティボーテ「小説の構成」(菅野昭正訳)


・バンジャマン・クレミユ「マルセル・プルースト」(保苅瑞穂訳)
・エルンスト・ローベルト・クルティウス「マルセル・プルースト」(円子修平訳)
・デズモンド・マカーシー「プルーストの余白に」(小池滋訳)


D.H.ロレンス「土地の精神」(金関寿夫訳)
・オルダス・ハックスリー「D.H.ロレンス」(鈴木寧訳)
・アンドレ・マルロー「仏訳『チャタレイ夫人の恋人』への序文」(滝田文彦訳)


・レフ・シェストフ「アントン・チェーホフ」(河上徹太郎訳)
・エヴゲーニイ・ザミャーチンチェーホフ」(川端香男里訳)
・レナート・ポッジョーリ「イワン・ブーニンの芸術」(土岐恒二訳)
・ライオネル・トリリング「イサーク・バーベリ」(出淵博訳)


・アンドレ・ジッド「十冊のフランス小説」(若林真訳)
・シャルル・デュ・ボス「バンジャマン・コンスタンと『アドルフ』」(清水徹訳)
エドウィン・ミュアー「ウォルター・スコット」(富士川義之訳)
ヘルマン・ヘッセ「ジャン・パウル『ジーベンケース』」(吉見日嘉訳)
・ミゲル・デ・ウナムーノ「ドン・キホーテの墓」(桑名一博訳)


・マルカム・カウリー「けがれなき、失われた時代」(宮本陽吉訳)
E.M.フォースターシンクレア・ルイス」(井出弘之訳)
・エドマンド・ウィルスン「ヘミングウェイ・志気の圧力計」(金関寿夫訳)


ジャン=ポール・サルトル「フランソワ・モーリヤック氏と自由」(小林正訳)
グレアム・グリーン「『ブライトン・ロック』序文」(丸谷才一訳)
ジョージ・オーウェル「鯨のなか」(中川敏訳)


・解説 丸谷才一