去る10月07日(金)に下北沢の書店B&Bで三宅陽一郎さんと対談をしました。『「百学連環」を読む』(三省堂)、『人工知能のための哲学塾』(BNN)の刊行記念イヴェントです。
お越しいただいたみなさま、一瞬でも「行ってみてもいいかな?」と思ってくださったみなさま、ありがとうございました。
三宅さんが、知識はどんどん更新されて変わってゆくものだが、自分が抱いている「問い」は残り続けるものであり、だからこそ問いのネットワークをつくってゆくことこそが肝心だと指摘していたのは、我が意を得たりでございました。
百学連環の「連環」について、具体的な検討もしたいと念じていたのですが、これは時間切れで話し合えずに終わった点。また、人工知能と百学連環の関連では、心脳問題がひとつの大きな課題となります。これについても議論を深めたいと思います。
三宅さんとは話してみたいことが山ほどあるので、いずれどこかで続きをしたいと思います。
なお、今回の対談については、togetterにtwitterの関連ツイートがまとめられています。
サムネイルに見えているのは、三宅さんがつくった「三宅的百学連関図」です。
イヴェントの際にお伝えしようと思って失念しておりましたが、目下、三宅さんと私とで、人工知能のための百学連環とでもいうべき本を共著で執筆中です。おたのしみに :-)
■関連書
絵でわかる人工知能 明日使いたくなるキーワード68 (サイエンス・アイ新書)
- 作者: 三宅陽一郎,森川幸人
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2016/09/16
- メディア: 新書
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