池澤夏樹=個人編集「日本文学全集」第28巻『近現代作家集III』の月報に寄稿しました

池澤夏樹=個人編集「日本文学全集」第28巻『近現代作家集III』(河出書房新社、2017/07)の月報に寄稿しました。

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今回の月報には、池澤春菜さんによる「世界の形と言葉の灯台」と、拙文「宇宙全部入り――玄関から銀河帝国の滅亡まで」が掲載されています。

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池澤春菜さんの文章は、本書に収録された具体的な作家の言葉も交えながら、この本の意味と魅力を的確に位置づけておられました。それに引き替え拙文の、なんと上滑りしていることか……。

それはともかく、池澤春菜さんが書いておられるように、この「近現代作家集III」は、全30巻の「日本文学全集」のうち3巻(1/10)を占める「近現代作家集」全3巻の最終巻であり、本全集でも唯一存命の作家の作品が載っている巻でもあります。

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ここで、収録された18作品をご紹介しようかとも思いましたが、公式ページや書店のページにも詳細は見当たらないようでしたので(念のため、Googleでもあれこれ検索してみました)、7月12日発売予定の実物をご覧になってのお楽しみ、ということにいたしましょう。