2014年の『古事記』(池澤夏樹訳)から始まった「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」(全30巻、河出書房新社)も既刊27巻となり、残るは角田光代さんによる新訳『源氏物語』(3巻)となりました。
その上巻(1帖「桐壺」から21帖「少女」)が9月11日に刊行されるとのこと。
(書影は河出書房新社のサイトよりリンク)
この刊行を記念して、9月19日(火)には、角田さんと池澤さんの対談イヴェント「千年読み継がれる『源氏物語』とは何か?」(第276回新宿セミナー@Kinokuniya)も開催される予定です。
同時期に『池澤夏樹、文学全集を編む』も刊行されます。
『源氏』刊行と同時に、「世界文学全集」「日本文学全集」を大特集した単行本『池澤夏樹、文学全集を編む』を刊行します。池澤さんロングインタビュー(聞き手は山本貴光さん)、対談に石牟礼道子さん、大江健三郎さん、鼎談に沼野充義さん、鴻巣友季子さん、エッセイ柴田元幸さんなど盛り沢山!
— 河出書房新社 文藝 (@Kawade_bungei) 2017年8月11日
『池澤夏樹、文学全集を編む』https://t.co/CqEdhIO79U
— 河出書房新社 文藝 (@Kawade_bungei) 2017年8月11日
史上初の全巻個人編集「世界」「日本」文学全集の楽しみ方とは。対談、エッセイなどに石牟礼道子、大江健三郎、角田光代、森見登美彦、川上弘美、中島京子、堀江敏幸、江國香織、柴田元幸、鈴木敏夫、奥泉光、絲山秋子他
わたくしは、池澤夏樹さんに「世界文学全集」「日本文学全集」についてロングインタヴューを担当しました。 二つの全集についてはもちろんのこと、「全集」について、「文学」について、他の関連対談や講演で池澤さんがお話しされていない(かもしれない)ことをお聞きできたのではないかと思います。どうぞお楽しみに。