解説:大澤真幸『〈世界史〉の哲学1 古代篇』

大澤真幸『〈世界史〉の哲学1 古代篇』(講談社文芸文庫おZ2、講談社、2022/04)に解説「世界史の謎に迫るためのアルゴリズム」を書きました。

10年以上にわたって書き継がれてきたシリーズの最初の巻ということもあり、同シリーズで大澤さんが取り組む課題と、この第1巻でそれがどのように変奏されるかという点に注意を向けて、読解の手がかりとなることを目指して書いてみたのでした。

「〈世界史〉の哲学」は、目下『群像』で「現代篇」が進行中。2022年5月号で通算第141回です。

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