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レナード・ムロディナウ『ファインマンさん 最後の授業』

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★レナード・ムロディナウ『ファインマンさん最後の授業』(安平文子訳、ちくま学芸文庫ム6-2、筑摩書房、2015/09)

 Leonard Mlodinow, Feynman's Rainbow: A Search for Beauty in Physics and in Life (Warner Books, 2003)

 

2003年にメディアファクトリーから刊行された邦訳書が、このたび、ちくま学芸文庫Math & Scienceシリーズの1冊として装いを新たに刊行されます。

カリフォルニア工科大学で、晩年のファインマンと交流のあったレナード・ムロディナウによる回想録です。ここでは、詳しい目次をお示しします。

 

■目次

はしがき

1 おとなりは、ファインマンさん――ガンと闘うノーベル賞受賞者

2 ファインマンとの出会い――イスラエルの小さな図書館で

3 カルテクへの招待――僕はフリーエイジェント

4 電子的なふるまい――バビロニア人タイプVSギリシャ人タイプ

5 知恵くらべ――「サルにできるなら、君にもできる」

6 科学の探偵――誰がシャーロック・ホームズになれるのか?

7 物理とストリップ――「強い力」から逃れろ!

8 想像の翼――ファインマンは、いつだってインコースを走る

9 世界を変えるひも――目には見えない六つの次元

10 空腹の方程式を解く――結婚披露宴には平服で

11 遊び心――「たとえば、こうなると、どうなる?」

12 ゴミ収集の哲学者――カルテクって所の、ファインマンってヤツ

13 ひも嫌い――「僕はひも理論の話なんかしたくない!」

14 理論の環境保護――ひも理論には何かがある?

15 ファインマンの虹――デカルトをその気にさせたもの

16 おんもしろい少年――何より物理がおもしろい

17 物理学から見た小説――もの書きなんて価値がない?

18 恐怖のシンボル――カルテクはガンの当たり年

19 古臭いでたらめ――それでも、世界は素晴らしい

20 対称性の救い――スマイリー先生、謝る

21 思い残し――「君に最後の問題を出そうかな」

22 最後の贈り物――「十三歳の時、アーリーンに出会った」 

23 虹をつかもう――自分自身の幸せ

24 虹のかなたへ――ファインマン先生、最後の発見

文庫版解説(山本貴光)

附録 ファインマン関連文献

 

「いつも心にモンダイを――世界と人生を楽しむために」という解説(11ページ)を寄稿しました。

Math & Scienceシリーズに分類されていますが、上にも述べたように、また目次からもお分かりになるように、数学や科学そのものを記述した本ではありません。学問やモンダイと取り組むとはどういうことか、人生を楽しむ秘訣はなにかなどなど、科学に関心がある人にはもちろんのこと、そうでない人にも、たくさんの示唆を与えてくれる本ではないかと思います。

 

■書誌

著者:レナード・ムロディナウ(Leonard Mlodinow)

書名:ファインマンさん 最後の授業

原書:Feyman's Rainbow: A Search for Beauty in Physics and in Life

訳者:安平文子

カバーデザイン:工藤強勝+勝田亜加里

叢書:ちくま学芸文庫ム6-2

版元:筑摩書房

頁数:233ページ

発行:2015年09月10日

価格:1000円+税 

 

⇒筑摩書房 > これから出る本

 http://www.chikumashobo.co.jp/comingbook/

 

ファインマンさん 最後の授業 (ちくま学芸文庫)

ファインマンさん 最後の授業 (ちくま学芸文庫)