『高校生のための ゲームで考える人工知能』刊行記念対談

2018年5月12日(金)に青山ブックセンター本店で、三宅陽一郎さんとの共著『高校生のための ゲームで考える人工知能』(ちくまプリマー新書)について対談を行いました。

三宅さんとこうして話すのは三度目くらいでしょうか。

同書では扱っていないニューロAIを含む人工知能の概要から、そのタイプ、得手不得手や限界について、ゲームとはなにか、遊ぶ人の経験とその設計、人工知能を鏡とした人間像、なぜ人工知能を考えるうえで哲学が必要なのか、サーヴィスと人工知能、人工知能と百学連環など、三宅さんごご用意くださったスライドと、山本がこしらえたメモ(当日配布)を使いながら、同書の範囲を超えて多岐にわたって検討する90分でした。

三宅さんの新著『人工知能のための哲学塾 東洋篇』(BNN新社)やマーカス・デュ・ソートイ『知の果てへの旅』(冨永星訳、新潮クレスト・ブックス、新潮社)などもご紹介しました。三宅さんによる「人工知能のための哲学塾」は、第3期も始まる予定とのこと。お楽しみに!

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(二人とも姿勢が悪い。撮影=吉澤麻衣子さん)

お越しいただきありがとうございました。

 

去年から続いてきた一連のイヴェントごとも、予定されていたものはこれにておしまい。静かな暮らしに戻りとうございます。