対談:安田登+山本貴光「心を楽にする古典講義」

能楽師の安田登さんの新著『古典を読んだら、悩みが消えた。』(大和書房)の刊行を記念して、ゲンロンカフェでお話を伺いました。題して。ゲンロンカフェでは、久しぶりにお客さんを入れてのイヴェントとなりました。ご来場、ご視聴、ありがとうございます。

ゲンロンの動画プラットフォーム「シラス」では、2022年11月29日まで購入できます。

 

★ゲンロンカフェ

genron-cafe.jp

★シラス

shirasu.io

ゲンロンカフェには2015年が初登場で、これまで40回弱登壇しているようでした。

対談:「渋谷の柳瀬博一研究室」

「渋谷のラジオ」の番組「渋谷の柳瀬博一研究室」2022年6月1日の回で、柳瀬博一さんとお話ししました。

柳瀬さんとは東工大の同僚でもあります。私が通うようになってからコロナ禍が続いたこともあって、キャンパスではほとんどお目にかかっておりませんでした。

今回は、拙著『マルジナリアでつかまえて2』(本の雑誌社)を取り上げてくださり、おしゃべりしたのでした。柳瀬さん、引き出しが多いうえに話し上手で、あっという間の1時間でした。

下記ウェブページからお聴きいただけます。

note.com

SERIESリベラルアーツ第10回「本を読む、ものを書く、編集する」

2022年3月19日(土)に、立命館大学教養教育センターによる企画・主催のイヴェントSERIESリベラルアーツ第10回「本を読む、ものを書く、編集する」の映像が公開されました。

同大学文学部教授の瀧本和成先生を司会に、『文藝』編集長の坂上陽子さん、吉川浩満くんとともにあれこれお話ししました。

 

www.youtube.com

立命館大学のウェブサイトに掲載されたレポートは下記からご覧いただけます。

www.ritsumei.ac.jp

新著:『マルジナリアでつかまえて2 世界でひとつの本になるの巻』(本の雑誌社)

『本の雑誌』(本の雑誌社)に連載した「マルジナリアでつかまえて」をまとめた第2弾『マルジナリアでつかまえて2』が5月下旬に刊行されます。

今回も前巻と同じく、カラー蔵書探検のページと書き下ろしを加えております。

お楽しみいただければこれ幸い。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

下記リンクは、本の雑誌社の通販サイトです。

honnozasshi.stores.jp

古代のアリストテレス注釈者たち

「古代のアリストテレス注釈者たち(Ancient Commentators on Aristotle)」シリーズは、アリストテレスの著作に注釈を施した人びとの著作を英語に翻訳して提供するもので、シリーズの編集はリチャード・ソラブジ(Richard Sorabji)氏とマイケル・グリフィンMichael Griffin)氏による。

Bloomsburyから刊行中で、同社のメールマガジンで最新刊のお知らせがあったのをここにもメモ。

シンプリキオスによるアリストテレス『自然学』(全8巻)への注釈は、同シリーズで全12分冊で刊行で、このたび最後の巻が出たようです。また、注釈全巻の翻訳についての概説も併せて刊行とのこと。

Simplicius: On Aristotle Physics 1.1-2, Translated by Stephen Menn, 2022.05

Simplicius: On Aristotle Physics 1-8: General Introduction to the 12 Volumes of Translations, Translated by Stephen Menn, 2022.05

Simplicius: On Aristotle Physics 1–8 cover

また、今回新たにペーパーバック版が刊行された書目は以下の通り。

Themistius: On Aristotle Metaphysics 12, Translated by Yoav Meyrav, 2022.05

すでに相当の巻数が刊行されており、集め読むのは大変そうだけれど、折々に必要が生じたところを読んでみたいと思っております。

同プロジェクトのウェブサイトはこちら。

www.ancientcommentators.org.uk

 

対談:「私たちはAIを信頼できるか」(『文學界』2022年6月号)

『文學界』2022年6月号(文藝春秋、2022.05.07)に座談会「私たちはAIを信頼できるか」が掲載されました。

出席者は、大澤真幸さん、川添愛さん、三宅陽一郎さん、吉川浩満くん、山本貴光です。

これは、同誌2022年2月号の特集「AIと文学の未来」で行った連続インタヴューにご登場いただいた大澤さん、川添さん、三宅さんと、聞き手を務めた吉川くんと山本の5人で話しあっております。

 

www.bunshun.co.jp

寄稿:「文学のエコロジー」第4回(『群像』2022年6月号)

『群像』2022年6月号(講談社、2022.05.07)に連載「文学のエコロジー」の第4回を書きました。

タイトルは「社会全体に網を掛ける方法」です。

第2回から続くバルザック『ゴリオ爺さん』には、なにがどのように書かれているのかを検討するシリーズも一区切りです。

 

gunzo.kodansha.co.jp