2005-06-07から1日間の記事一覧

★『群像』第60巻第7号、2005年7月号(講談社) 奥泉光+町田康「物語を打ち破る力」は二人の小説作法が垣間見えておもしろい対談。 安藤礼二「虚空の曼荼羅——折口信夫新発見資料解説」は、新発見資料三点つき。下記、栗原さんのブログに安藤さんのコメントも…

★『文學界』第59巻第7号、2005年7月号(新潮社) 01:松浦寿輝+星野智幸+陣野俊史「村上龍『半島を出よ』を読み解く」 鼎談冒頭にて松浦氏、同書を絶賛。 02:福田和也「不本意な覚醒——ヴィットリーニのファシズム、ユンガーとナチズム」 今年に入って二冊…

★『新潮』第102巻第7号、2005年7月号(新潮社) 第18回三島由紀夫賞は、鹿島田真希(かしまだ・まき, 1976- )氏の『六〇〇〇度の愛』(『新潮』2005年2月号、掲載)。選評のほか、笙野頼子(しょうの・よりこ, 1956- )氏との対談も掲載されている。 01:谷…