文藝春秋社

★『文學界』第59巻第7号、2005年7月号(新潮社) 01:松浦寿輝+星野智幸+陣野俊史「村上龍『半島を出よ』を読み解く」 鼎談冒頭にて松浦氏、同書を絶賛。 02:福田和也「不本意な覚醒——ヴィットリーニのファシズム、ユンガーとナチズム」 今年に入って二冊…

★『文學界』第59巻第6号、2005年6月号(文藝春秋社) 「北野武インタビュー——時代劇では、恥ずかしくなく遊べる」 『カイエ・デュ・シネマ』誌第600号に掲載された北野武監督へのインタヴュー。 聴き手は蓮實重彦氏。 北野氏がいつか撮りたいと語っている『…

★『文學界』第59巻第5号、2005年5月号(文藝春秋社)#0349 特集は「文学のなかの危機」。 「この二十年の芥川賞」は、芥川賞選考委員を退任する古井由吉氏へのインタヴュー。その他、内田樹「私家版・ユダヤ文化論」は第四回。詳細な目次は下記サイトにて。 …

★『文學界』第59巻第4号、2005年4月号(文藝春秋社)#0294 ・高橋源一郎「ニッポンの小説 第四回 死んだ人はお経やお祈りを聞くことができますか?(承前)」 ・内田樹「私家版・ユダヤ文化論 第四回 日本人とユダヤ人(1)」 ・村上春樹「「アフターダーク…

★松本清張『日本の黒い霧』(上下巻、文春文庫ま1-97、2004/12、amazon.co.jp)#0283-284 『現代思想』2005年03月号(青土社)の「特集=松本清張の思想」に触発されて、ひさしぶりに清張熱が高まる。といってもものの本によれば、清張作品は700編を越えると…

★西部邁『六〇年安保――センチメンタル・ジャーニー』(文藝春秋社、1986/10、amazon.co.jp)#0196 ブント(共産主義者同盟)の一員として六〇年安保闘争に参加、後に保守派の論客に転じる西部邁(にしべ・すすむ, 1939- )による回顧録。下記のように、章ご…

★鹿島茂『勝つための論文の書き方』(文春新書295、文藝春秋社、2003/01、amazon.co.jp)#0195 問いを立てることに主眼を置いた文章・思考作法書。