★湯浅博雄『聖なるものと〈永遠回帰〉――バタイユ・ブランショ・デリダから発して』(ちくま学芸文庫ユ3-1、筑摩書房、2004/03)
★井村君江編『日夏耿之介文集』(ちくま学芸文庫ヒ7-3、筑摩書房、2004/03)
「出身地・幼少期」「身辺文具」「詩・俳趣味」「作家趣味」「書籍趣味」「対話」という分類からなる文選集。
★森本和夫『『正法眼蔵』読解3』(ちくま学芸文庫シ17-3、筑摩学芸文庫、2004/03)
『道元とサルトル』『デリダから道元へ』という著作もある森本氏の『正法眼蔵』読解書(全10巻)。
★赤瀬川原平+山下裕二『日本美術応援団』(ちくま文庫あ10-17、筑摩書房、2004/03)
日経BP社刊行(2000)の文庫化。文庫版あとがき対談つき。
★山口文憲『読ませる技術――書きたいことを書く前に』(ちくま文庫や2-2、筑摩書房、2004/03)
読むほどに書くことがなくなってゆく不思議な(というかある意味まっとうな)本。
★『内田百輭集成18 百鬼園俳句帖』(ちくま文庫う12-19、筑摩書房、2004/03)
★『バートン版 千夜一夜物語 第6巻』(大場正史訳、ちくま文庫せ9-6、筑摩書房、2004/03)
★シュティフター『晩夏(上)』(藤村宏訳、ちくま文庫し20-1、筑摩書房、2004/03)
Adalbert Stifter, Der Nachsommer (1857)
★千葉俊二+坪内祐三編『日本近代文学評論選 昭和篇』(岩波文庫緑171-2、岩波書店、2004/03)
★エミリー・ブロンテ『嵐が丘(下)』(河島弘美訳、岩波文庫赤233-2、岩波書店、2004/03)
Emily Brontë, Wuthering heights (1874)
★モーパッサン『脂肪のかたまり』(高山鉄男訳、岩波文庫赤550-1、岩波書店、2004/03)
Guy de Maupassant, Boule de suif (1880)
★サッカリー『虚栄の市(四)』(中島賢二訳、岩波文庫赤227-4、岩波書店、2004/03)
William Makepeace Thackeray, Vanity fair (1847-1848)
★アラン・バディウ『哲学宣言』(黒田昭信+遠藤健太訳、藤原書店、2004/03)
Alain Badiou, Manifeste pour la philosophie (Éditionsdu Seuil, 1989)
この書物の装幀がかもし出している素人の手作り感(書名のエンボス処理とか)、どこかで見覚えが……と思ったら自分のサイトだった。 orz
★『情況』第3期第5巻第4号 2004年4月号
特集=反派兵とジジェク
★『週刊読書人』第2530号 2004年3月26日
・大塚英志+高澤秀次「文学と非文学の境界、サブカルチャーの側から」
★高橋哲哉『証言のポリティクス』(未來社、2004/03)
悪い癖だとわかってはいるのだけれど、また中身も見ずに買ってしまった。目次と初出くらい見なさいよ>自分。各種媒体に発表した論文の集成。ただし、近刊と予告されている『歴史を問う4 歴史はいかに書かれるのか』(岩波書店)掲載予定の論文は、本書が初出。
★『フォーサイト』第15巻第4号 2004 3/20-4/16(新潮社)
・立山良司「『イラク戦争』の1年を読む――開戦後366日の歴史的意味」
・「郵政改革は『道路の二の舞』か」
★『INNOCENCE』(東宝(株)、2004/03)
映画プログラム。