柄谷行人笠井潔『〈現在〉との対話1 ポストモダニズム批判――拠点から虚点へ』作品社、1985/05)#0132

シリーズ「〈現在〉との対話」は、笠井潔川村湊小阪修平竹田青嗣長崎浩、以上五者により企画された思想的対話の書である。その企図は、現代思想の先端で活躍する研究者、思想家の諸氏とのインタビュー、あるいは創造的な討論を組織することにより、「現在」の意味を照らし出そうとするものである」

(巻末に置かれた言葉より)


本叢書には以下の続刊がある。


丸山圭三郎竹田青嗣『〈現在〉との対話2 記号学批判―〈非在〉の根拠』(1985/06)
岸田秀竹田青嗣『〈現在〉との対話3 物語論批判―世界・欲望・エロス』(1985/09)
栗本慎一郎小阪修平『〈現在〉との対話4 現代思想批判/言語という神』(1985/10)
見田宗介小阪修平『〈現在〉との対話5 現代社会批判――〈市民社会〉の彼方へ』
西部邁長崎浩『〈現在〉との対話6 ビジネス文明批判――尾根道をたどりながら』(1986/04)
山折哲雄川村湊『〈現在〉との対話7 宗教のジャパノロジー――シンクレティズムの世界』(1988/06)
網野善彦川村湊『〈現在〉との対話8 列島と半島の社会史―新しい歴史像を求めて』(1988/08)
富岡多恵子+佐々木幹郎『〈現在〉との対話9 「かたり」の地形――大阪詩の原風景』(1990/10)