美術手帖第865号、2005年6月号(美術出版社)#0410


特集は「物語る絵画——読み解きたい欲望をそそるメディア」鴻池朋子、安藤正子、西島大介、KYOTARO各氏へのインタヴューで構成されている。


村上隆氏がキュレーションをつとめる「スーパーフラット・プロジェクト」三部作最終章リトルボーイ展(ジャパン・ソサエティー・ギャラリー@NY、2005/04/08-2005/07/24)のレポートは、この展覧会が森川嘉一郎氏がコミッショナーを務めたヴェネツィアビエンナーレ第9回国際建築展の展示「おたく:人格=空間=都市」の開催をうけて、いかに再構築しなければならなかったかという事情を伝えて興味深い。


『Little Boy: The Arts Of Japan's Exploding Subculture』
右に書影を示した同展覧会の図録は書店の美術書コーナーで入手できる(三省堂本店で見かけた)。


そのほか、椹木野衣氏による「殺す・な博ドキュメント」、先日4月20日に亡くなった岡本敏子氏への追悼ほか。


⇒美術出版社 > 『美術手帖
 http://www.bijutsu.co.jp/bss/BSS_files/BT_top.html


⇒ジャパン・ソサエティー・ギャラリー
 http://www.japansociety.org/


⇒作品メモランダム > 2005/03/10 > おたく:人格=空間=都市
 http://d.hatena.ne.jp/yakumoizuru/20050310/p1