高松伸『Design Essence from Sketchbook——建築設計のための教科書』京都大学学術出版会、2005/06下旬予定)

創造とはつまるところ模倣でもある、とは言い過ぎだろうか。ともあれ、過去の作家とその作品を意識しない建築家は、誰一人としていない。近代以後における代表的な建築家数十人による画期的な作品を、高松自身がスケッチし図面化したノートを通して、近代建築の原理から空間構成の実際までを学ぶ。建築設計の用語集としても優れた構成であり、これ一冊をドラフターの横に置くだけで建築デザイン自由自在のユニークなノートブック。京大工学部の建築設計論の教材として学生に人気の教材を、お洒落なスケッチブック風の書籍にアレンジ。学生から若手建築家まで、必携のテキスト/参考書。


⇒株式会社高松伸建築設計事務所
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