京都大学学術出版会
来たる2023年12月12日に『西洋古典名句名言集』(西洋古典叢書編集部編、京都大学学術出版会)が刊行予定とのこと。 「西洋古典叢書」といえば、1997年に創刊された叢書で、「西洋の「知」の源泉であるギリシア・ラテンの主要な著作・作品を可能な限り網羅し…
『図書新聞』第3494号(2021年05月01日号)に書評を書きました。 取り上げたのは、沓掛良彦『オルフェウス変幻――ヨーロッパ文学にみる変容と変遷』(京都大学学術出版会)です。 この途轍もない本のすごさの一端なりともご紹介できたらと思って書いてみたの…
★高松伸『Design Essence from Sketchbook——建築設計のための教科書』(京都大学学術出版会、2005/06下旬予定) 創造とはつまるところ模倣でもある、とは言い過ぎだろうか。ともあれ、過去の作家とその作品を意識しない建築家は、誰一人としていない。近代以…
★プラトン『ピレボス』(山田道夫訳、西洋古典叢書、京都大学学術出版会、2005/06/23予定) ⇒哲学の劇場 > 作家の肖像 > プラトン http://www.logico-philosophicus.net/profile/Platon.htm
★クインティリアヌス『弁論家の教育1』(森谷宇一+戸高和弘+渡辺浩司+伊達立晶訳、西洋古典叢書L014、京都大学学術出版、2005/05、amazon.co.jp)#0420 Marcus Fabius Quintilianus, Institutio Oratoria ローマの弁論家マルクス・ファビウス・クインティ…
★ポリュビオス『歴史1』(城江良和訳、西洋古典叢書G041、京都学術出版会、2004/12、amazon.co.jp)#0281 西洋古典叢書第III期第8回配本は、ポリュビオス(前200頃-前118年頃)による歴史書。「なぜ半世紀の間にローマが地中海の覇者となることができたのか…
■京都大学学術出版会:http://www.kyoto-up.gr.jp/ ★アリストテレス『動物部分論・動物運動論・動物進行論』(坂下浩司 訳、西洋古典叢書III-9、京都大学学術出版会、2005/02/14、amazon.co.jp、¥4500) 全著作の約五分の一を占め、一個別科学であるにとどま…
★アエリウス・スパルティアヌス他『ローマ皇帝群像1』(南川高志訳、西洋古典叢書L012、京都大学学術出版会、2004/01、amazon.co.jp)#0113 Historia Augusta 西洋古典叢書の第II期(全31巻予定)は、はやくも残すところあとニ冊の配本となった。次回予定さ…
古典ギリシアの諸作品を読んでいると、こんなに面白いものがあるならしばらく他の本は要らないや、という気分になることがある。叙事詩、抒情詩、悲劇、喜劇、物語、弁論、歴史、地理、哲学、医学、天文学、博物誌、戦記、綺譚、書簡、恋愛論、数学、農業、…