『ユリイカ』(青土社)の2012年3月号「特集*辞書の世界」に
「この辞書を見よ!20――ことばのアーカイヴ形成史」
という題で辞書のブックガイドを寄稿しました(タイトルは編集部につけていただきました)。
現代の日本語について考える上で視野に入れるとよいと思われる辞書20冊(組)を選んで紹介する内容です。
といっても、現代日本語の辞書は1冊(組)のみで、あとはどんどん時代を遡ったり、別の言語との関係へと話が及びます。
というのも、「現代」の「日本語」について考える上では、日本語そのものの歴史はもちろんのこと、ヨーロッパ諸語やその語源となっている古典語、ヨーロッパ語の翻訳に活用された中国語や仏教語、その語源となっているサンスクリットなどを考慮する必要があるからだと思うからです。
はてさて、どこまで話がつながるか、ご覧いただければ幸いです。
⇒青土社 > 『ユリイカ』「特集*辞書の世界」
http://www.seidosha.co.jp/index.php?%BC%AD%BD%F1%A4%CE%C0%A4%B3%A6
青土社のサイトに、今回のブックガイドで取り上げた辞書の一覧が掲示されています。
⇒場路灯風 > 『ユリイカ』2012年3月号「特集 辞書の世界」を読んだ。
http://elsewhere.exblog.jp/17829503/