2006年に刊行したジョン・R・サール『MiND――心の哲学』(山本貴光+吉川浩満、朝日出版社)が、このたびちくま学芸文庫から再刊されました。
旧版も長く読んでいただいておりましたが、しばらく品切れが続いていたところ、筑摩書房の田所健太郎さんから連絡を頂戴して、文庫化の作業をはじめたのは今年の夏頃だったでしょうか。吉川くんともども訳文を見直して調整を加えました。
朝日出版社版の編集は、赤井茂樹さん、今回のちくま学芸文庫版は田所健太郎さんです。
サールといえば、『社会的世界の制作――人間文明の構造』(三谷武司訳、勁草書房)もつい先日翻訳刊行されたところでした。
下の書影は、吉川くんによるツイートを拝借しています。
出来! 2018/11/8発売!|「唯物論も二元論も、心をめぐる従来理論はそもそも全部間違いだ! その錯誤を暴き、あらゆる心的現象を自然主義の下に位置づける、心の哲学超入門」|ジョン・R・サール『MiND(マインド) 心の哲学』山本貴光、吉川浩満訳、ちくま学芸文庫 https://t.co/vxV1G2pMP3 pic.twitter.com/wU4LmLGjob
— 吉川浩満 (@clnmn) November 3, 2018
この機会にお手にとっていただければ幸いです。