資料『八十一難経』

一栢(いっぱく、生没不詳)

戦国時代の僧。儒学,医学,暦学,陰陽学に通じる。越前(福井県)の守護朝倉孝景にまねかれ,一乗谷(福井市)に滞在。享禄2年(1529)日月食を計算し,天文5年(1536)明(中国)の医書「八十一難経」を校正,出版した。

 (『日本人名大辞典』講談社、JapanKnowledge版から)

故あって、この説明に見える『八十一難経』を探してみたら、例によって早稲田大学の「古典籍総合データベース」にありました。岩田七兵衛による寛永4年(1627年)版。ありがたや。

http://archive.wul.waseda.ac.jp/kosho/ya09/ya09_00008/ya09_00008_0001/ya09_00008_0001_p0010.jpg