安井仲治写真作品集』飯沢耕太郎金子隆一監修、日本写真史の至宝、国書刊行会、2005/05、amazon.co.jp

日本の写真表現が最初の全盛期を迎えた1930年代を中心にモダニズムの傑作写真集を原本に忠実に復刻するシリーズ【日本写真史の至宝】第1回配本。


<関西写真界のリーダーであった安井仲治は、1942年に38歳で夭折した。この遺作集には、「眺める人々(猿廻しの図)」、「凝視」など、プリントが残っていない作品を含めて、代表作50点が収められ、彼の生涯を辿ることができる>(飯沢耕太郎


なぜこのような企画が可能なのか、まったくわけがわかりません(もちろん褒め言葉です)。ご近所の図書館にリクエストを出して眺めましょう(もちろん購入も可也)。


本叢書刊行を記念して、以下のイヴェントが開催されるようです。

「写真集の魅力と愉しみ——作る、読む、蒐める」


■出席者:飯沢耕太郎金子隆一+クリス・ピヒラー(Nazraeli Press)
■日 時:2005年6月26日(日)15:00〜17:00(14:30開場)
■会 場:青山ブックセンター本店内・A空間
■定 員:60名様
■入場料:¥500(税込)電話予約の上、当日精算
■連絡先:03-5485-5511
■受 付:2005年6月2日(木)10:00より


写真集という「メディア」の魅力はどこにあるのか。雑誌や新聞といったマスメディアとも、オリジナルプリントとも違うその魅力について、第一線で写真集と格闘する3人のプロが「作り」「読み」「蒐める」それぞれの立場から大いに語りあう。「日本写真史の至宝」のほか、川田喜久治「地図」、細江英公鎌鼬」といった過去の名写真集の復刻や、Martin Parr, Photobook、 Andrew Roth、 The Book of 101 Books といった「写真集本」の刊行が相次ぐ現在の状況を読み解く。

国書刊行会ウェブサイトの情報より/体裁を加工しています)


国書刊行会 > 『安井仲治写真作品集』
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