新連載「季評 文態百版」

『文藝』2018年夏号(河出書房新社)に、連載「季評 文態百版」の第1回(2017年12月~2018年2月)を寄稿しました。

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作品が公開されればネットで感想がとびかい、毎週毎月のようにヴェテラン批評家たちが時評で読むに値するものを教えてくれているのに、なにをいまさら季節に一度というスローペースで文芸時評を書く意味があるだろう、というところから出発しています。

今回は、この3カ月(12月から2月)に刊行されたいわゆる文芸5誌を対象として、そこに掲載された小説や詩や狂言の一覧も提示しています。この部分を切り取っていただくと、読みたいものを探す材料になるかもしれません。

初回の今回は、構想の一部を実装したα版といったところ。徐々にモジュールやファンクションを増やしてβ版、マスター版にしたいと念じております。門外漢のやることゆえ不備も多かろうと思いますが、気づいたところからパッチを当てて参りたいと思います。と、ソフトウェア開発の譬えで述べたい気分です。

どうぞよろしくお願い申し上げます。