共和国
2021.12.26追記: イベント「みんなで世界文学全集を妄想する」は終了しましたが、2022年1月31日まで配信は続くようです(有料)。詳しくは下記リンク先をご覧くださいませ。 https://mousou-bungaku-archive.peatix.com/ * 2021年12月18日(土)に「みんな…
2021年3月8日(月)の夜、ゲンロンカフェで、片岡一郎さん、渡邉大輔さんとともに「映画を拡張する声と説明芸術――『活動写真弁史』刊行記念」と題してお話ししました。 活動写真弁士の片岡一郎さんが書いた『活動写真弁史』(共和国)は、映画の移入とともに…
このたび共和国から刊行された、京谷裕彰編『薔薇色のアパリシオン――冨士原清一詩文集成』(共和国、2019)は、生前一冊の詩集も出さないまま、1944年に36歳で戦没した詩人、冨士原清一(1908-1944)の(ほぼ)全作品集です。 生前刊行されたのは、二冊の翻…
★高橋新吉『ダダイストの睡眠』(松田正貴編、境界の文学、共和国、2017/08) 共和国の「境界の文学」シリーズ4冊目は、「発狂詩人」高橋新吉の文集。 巻頭から新吉発狂を報じる『読売新聞』(1922年12月22日)の記事が目に入り、はやくも不穏な気配。 詩は…
★ルスタム・カーツ『ソヴィエト・ファンタスチカの歴史』(梅村博昭訳、世界浪漫派叢書、共和国、2017/06) Рустам Кац, История советской фантастики (2013) 革命後のソ連文学史は、ファンタスチカ(SF+幻想文学)による権力闘争の歴史だった――。粛清、…