未來社

★カトリーヌ・マラブー『ヘーゲルの未来——可塑性・時間性・弁証法』(西山雄二訳、未來社、2005/07) 《刊行にあわせ著者来日!》 「歴史の終わり」を超えて、真新しい未来が到来する――。時間性をめぐるヘーゲルとハイデガーの生産的対話をつむぎだしながら…

★平野謙+小田切秀雄+山本健吉編『現代日本文學論争史』(全3巻、未來社、1956)#0412-0414 古本屋が並ぶ通りを歩いていると眼の端にちらりとはいる本の束。人間の認知はどうなっているのか、好きなものと嫌いなものは誰に頼まれなくても感知するようにでき…

未來社、2005年4月の新刊より。 ★折原浩『学問の未来——ヴェーバー学における末人の跳梁跋扈』(未來社、amazon.co.jp) 『マックス・ヴェーバーの犯罪』なる耳目蠢動を意図した悪質なヴェーバー非難の書、およびそうした本に雷同していかがわしい賞を付与し…

★『未来』 No.463、2005年4月号(未來社) 「読書特集2005」と題して、読書をめぐる各種テキストを掲載している。 ★世界の書店から ・酒井隆史「ニューヨーク、ラディカル書店ツアー」 ・丸川哲史「台北書店めぐり」 ・森元庸介「指し示される自由——リブラリ…

★『未来』No.462、2005年3月号(未來社) ・西山達也「フランスのハイデガー主義、ひとつの終焉」 ・田中純「汚れた起源——『ピラネージ建築論 対話』」【書評】 ・石橋正孝「「書くこと」の革命性——大西巨人+荒井晴彦『シナリオ神聖喜劇』」【書評】 ・小川…

★『未来』No.461、2005年2月号(未來社) ・岡本有佳「抵抗のメディアを読者とともにつくる」(季刊『前夜』編集長・岡本有佳インタヴュー) ・平沢剛「シカゴ−ニューヨーク・一九六〇〜七〇年代日本映画上映報告」 ・仲里効「明るすぎる喪の風景――1972オキ…