★日夏露彦『日本美術・負の現在』(ART VILLAGE、2004/10、amazon.co.jp)#0138
美術評論家・日夏露彦(ひなつ・つゆひこ, 1939- , 本名=中島洋光)の美術評論集。
百年にわたる”上からの近代化”によって”負”へと閉塞した日本美術。国際化へと開くための提言。
(同書、帯より)
前後篇にわかれており、前篇は以下のようになっている。
第1部 日本美術の現在――荒涼たる光景
第2部 歴史的回顧――”上からの近代化”の誤算
第3部 奇跡の戦後五年――何でも言えた瞬間と官僚悪
第4部 三層差別化構造下五〇年以降
第5部 再生へのプログラム――諸矛盾の析出と挑戦
後篇は「1970年代以降諸評論集」と題して、各種媒体に発表した文書を集成してある。
#つづく
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著者も文章を寄稿している雑誌『てんぴょう』のウェブサイト。