松本健一竹内好論』岩波現代文庫学術岩波書店、2005/05、amazon.co.jp

竹内好(1910〜1977)は単なる中国文学者ではない.魯迅を精神の糧とし,戦争体験を反芻しつつ,近代日本への根源的批判者として問題提起を続けた自立の思想家であった.その生涯の課題,近代とは何か,中国論,ナショナリズムアジア主義,日本イデオロギー等々を,戦後世代の第一人者が読み解く渾身の評伝.

岩波書店ウェブサイトの紹介文より)