「英文学は科学を理解するのか――現代イギリスロマン主義研究を考える」(代表者=石倉和佳、2012/4/1-2015/3/31)という興味あるタイトルの研究を検索している最中に遭遇した論考*1


★辻昌宏「ロマンティシズム成立にいたる諸条件――イギリスとイタリアの比較から」(『明治大学人文科学研究所紀要』第52冊、2003)

I. ロマン派研究の方法論について
(1) 国や言語のバリアを越えて
(2) 文学を政治・経済の文脈のなかで捉える

II. ロマン派の時代規定

III. ロマン派に至る経済状況

IV. 産業革命にともなう人々のメンタリティの変化

V. 啓蒙思想の広がり

VI. 啓蒙期およびプレ・ロマンティシズム期の詩学

VII. 芸術の注文主の変化と作品、ジャンルの変容

VIII. イタリアにおける啓蒙主義からロマン派への移行


他の論文も面白そう。手に入るだけ読んでみとうございます。


明治大学学術成果リポジトリ検索結果
 https://m-repo.lib.meiji.ac.jp/dspace/simple-search?query=%E8%BE%BB%E6%98%8C%E5%AE%8F&submit=%E6%A4%9C%E7%B4%A2


明治大学 > 明治大学の教養 Vol. 15 辻昌宏
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*1:論考や論文はbookではないのだから、タグもpaperなどにすればよかりそうなものですが、手数だし区別する必要がないので、bookタグで通しております。