神田桂一×菊池良×仲俣暁生×山本貴光「僕は・文体模写が・好きだ。」

★神田桂一×菊池良×仲俣暁生×山本貴光「僕は・文体模写が・好きだ。」


神田桂一さんと菊池良さんの新著『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(宝島社)刊行記念のイヴェントに、仲俣暁生さんとともにお邪魔します。

夏目漱石にはじまり、芥川龍之介、太宰治、大江健三郎、安部公房、村上春樹に町田康といった文豪たち。さらには吉本隆明に内田樹といういわゆる評論家。石野卓球に小沢健二などのミュージシャン。雑誌『POPEYE』や『VERY』。はてはインスタ、迷惑メールまで。あらゆる文体で、カップ焼きそばの作り方を書いたなら……。くだらなくて、笑える100人の文体模写をライターである神田桂一さんと菊池良さんが作家たちを憑依させて書ききりました!

イベントでは、ひとりひとりの文体模写を見ながら、苦労した点や、特徴を掴んだときの喜びを分かち合いつつ、文芸評論家の仲俣暁生さんと、著書『文体の科学』(新潮社)で知られる文筆家の山本貴光というプロによる文体の特徴やクセの解説、また「文体とは何か」という壮大な問いまで深めていければと思っています。

 (B&Bイヴェント情報より/作家名を一部訂正)

というわけで、当日は著者のお二人の話を伺いながら、仲俣さんとともに同書の文体模写について、あれこれツッコミを入れたり、「文体とは何か」について検討することになろうかと思います。

日時:2017年06月07日(水)20:00-22:00

場所:本屋B&B(東京都世田谷区)

 

 チケットについては、下記リンク先をご覧くださいませ。


*2017年06月10日追記

当日は「文体練習キット」と題したメモ(A4で10ページ)をお配りしました。文章の書き写しの効能、文体の特徴のつかみ方(実例)、文体模写の例を書いたものです。