気になる本のクリップ。
角田真弓『明治期建築学史』(中央公論美術出版社、2019)
現在の「建築学」はいかに形成されたのか。
明治期の西洋建築の移入と西洋技術・情報の受容過程を、一次資料の丹念な分析から跡付ける。近代工学教育における建築教育の特性、 建築学の学問的領域の確立、建築とその関連領域(「工芸」「図学」「図案」)との境界を明らかにする労作。
同書は、第24回建築史学会賞を受賞とのこと。
リンク先にパンフレット(PDF)もあり。
中央公論美術出版社からは「新装版バウハウス叢書」(全14巻)も刊行中。