「WEB本の雑誌」に、連載「世界の文芸誌から」の第2回を書きました。
第1回を公開したのが2020年8月31日でしたので、10カ月ぶりくらいに続きを書いた計算になります。
どうしてそんなに間が空いたのかについては、いろいろあるといえばあるのですが、一つ自覚していることがあります。
ウェブ連載は雑誌連載とちがって、明確に締切が設定されていない場合も少なくないのです。雑誌なら印刷の予定がありますから、なにがどうあってもそれに間に合わせる必要があります。ウェブはその点、よくも悪しくも融通が利くのですね。
と、締切のせいにしてもいけませんが、仮に雑誌の締切を「強い締切」、ウェブの締切を「弱い締切」と呼ぶとしたら、目の前に迫る強い締切に気を取られがちなのでした。
これは別の機会に改めて書きますが、このたびは執筆にかんして或る方法を試したところ、以前と比べて計画的に書き進められるようになってきたのでした。
「世界の文芸誌から」第2回では、『世界文學』という戦後間もなくの1946年4月に京都で創刊された文芸誌をまずは眺めてみています。表紙の写真なども掲載しています。
次回はまた10カ月後ということにならぬよう、書き進めて参りますので、よろしくお願い申しあげます。
★「世界の文芸誌から」第2回(WEB本の雑誌)
https://www.webdoku.jp/column/yamamoto/2021/07/13/115706.html