最近読んだもの:アレクサンダー・フォン・フンボルト関連

最近読んだ文章。

長野順子「〈絵のような〉自然から〈自然絵画〉へ――アレクサンダー・フォン・フンボルトにおける観測/観察/観照」(『美学芸術学論集』、2012/03)[ pdf ]

 

大森道子「アレクサンダー・フォン・フンボルトとゲーテ――Physiognomik フィジオグノミークをめぐって」『モルフォロギア:ゲーテと自然科学』Vol. 1980 No. 2)

 

手塚章「アレクサンダー・フォン・フンボルトの地理学思想」(『筑波大学人文地理学研究』第14巻、1990/03)[ pdf ]

 

市川慎一「アレクサンダー・フォン・フンボルトとフランス啓蒙思想家」(『早稲田大学大学院文学研究科紀要』第2分冊、2007/02)[ pdf ]

 

山内惟介「アレクサンダー・フォン・フンボルト(一)――法文化研究の視点から」(『法学新報』第121巻第7・8号、2014/12)

 

栗林澄夫「科学的思考と芸術の結びつき――アレクサンダー・フォン・フンボルトにおける自然と人間」(『大阪教育大学紀要』第1部門第50巻第2号、2002/01)[ pdf ]

 

野間晴雄「フンボルト・中南米の風景序説――探検から調査への架け橋」(『関西大学東西学術研究所紀要』第41巻、2008/04)[ pdf ]

 

Google Scholar > Alexander von Humboldtの検索結果

 

新連載、始めました。

webちくまで、吉川浩満くんid:clnmn)と共著で新連載を始めました。

題して「人生がときめく知の技法」

第1回は「元祖・自己啓発哲学者、エピクテトスって?」です。

ご覧いただければこれ幸い。

www.webchikuma.jp

人生談義〈上〉 (岩波文庫)

人生談義〈上〉 (岩波文庫)

 

  

人生談義〈下〉 (岩波文庫)

人生談義〈下〉 (岩波文庫)

 

 

紀伊國屋じんぶん大賞2017

紀伊國屋じんぶん大賞2017の大賞に輝いたのは、加藤陽子『戦争まで――歴史を決めた交渉と日本の失敗』(朝日出版社)でした。

紀伊國屋のサイト(下記リンク先)では、加藤先生の受賞コメントも公開されています。

一部を引用します。

私たちがどこへ行くのかを考えるには、私たちがどこから来たのかを考える、これが王道でしょう。危機を感じた時、人々はどのような選択をしてきたのか、これを考えるのが歴史です。私には、「歴史」に対する希求が社会の中に顕現してきたように感じられるのです。歴史の役割と醍醐味は、過去を正確に描きながらも、未来を創り出す力があるところだと思います。

よろしく拳々服膺したい言葉であります。

なお、同サイトでは、ベスト30のそれぞれの本についても、推薦者の言葉が紹介されています。

www.kinokuniya.co.jp

戦争まで 歴史を決めた交渉と日本の失敗

戦争まで 歴史を決めた交渉と日本の失敗

 

 

ホース犬・爆弾犬・花火犬

www.youtube.com

この「ホース犬」を見ながら、ヘンリー・ローソンに「爆弾犬」というドタバタコメディ小説があるのを思い出した。導火線に火のついた爆弾をくわえた子犬が、逃げる男たちを遊んでくれているのだと思って追いかけまわして……という話。読むたび笑っちゃいます。

それにしても、この犬、完全に狙い定めているわよね。

などと面白がっていたら、岸政彦さんからまさに「爆弾犬」のような動画を教えてもらった。ホース犬とあわせて、思い出すたび笑いそう。

www.youtube.com

 

ローソン短篇集 (岩波文庫)

ローソン短篇集 (岩波文庫)

 

 

SPINGLE MOVE

久しぶりのことで、スニーカーを入手して履いてみたら、普段履いている革の靴はなんだったのというくらい軽やかで、思わずスキップしちゃいそう。

SPINGLE MOVEのサイドゴアイドルカットモデル(SPM-442 Light Gray)。

言えば当たり前のことに過ぎないけれど、重さや靴底の厚さや足の裏の触感がかわると、歩くときの気分もおおいに変わるわね。

はじめてヴィルケンシュトックの靴を履いたときの感激も思い出したりして。

あ、重い靴も好きですけどね。

 

shop.spingle.jp

 

触楽入門

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  • 作者: 仲谷正史,筧康明,三原聡一郎,南澤孝太,是澤ゆうこ
  • 出版社/メーカー: 朝日出版社
  • 発売日: 2016/01/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログ (4件) を見る
 

 

考える人 2012年 11月号 [雑誌]

考える人 2012年 11月号 [雑誌]

 

 

『デジタルメディアと日本のグラフィックデザイン――その過去と未来』(誠文堂新光社)

監修=永原康史/編集=JAGDAインターネット委員会『デジタルメディアと日本のグラフィックデザイン――その過去と未来』(誠文堂新光社、2017/02/07)

 

東京ミッドタウン・デザインハブ第55回企画展「デジタルメディアと日本のグラフィックデザイン その過去と未来」公式記録です。

f:id:yakumoizuru:20170204123723j:plain

 

目次は以下のとおり。

・永原康史「デジタルメディアと日本のグラフィックデザイン小史」

・「-70's プレ・デジタルメディアの時代」

・「80's CGの時代」

・「90's マルチメディアの時代」

・「00's ウェブ広告の時代」

・「2045- シンギュラリティの時代」

 

証言 コンピュータとデザイン(インタビュアー:楠見春美)

・幸村真佐男「コンピュータアートが生みだした表現の可能性」

・藤幡正樹「技術と知覚と関係性へのまなざし」

・東泉一郎「テクノロジーと身体感覚」

・田中良治「チャレンジ精神を持ったアマチュアでいつづけること」

・歴本純一「テクノロジーが拡張させる人間機能」

 

IMAGE COLLECTION

 

[ 特別寄稿 ]

・山本貴光「潜在性のデザイン――コンピュータと表現と人間」

 

[ シンポジウム ]

・久保田晃弘+福原志保+脇田玲「知性と技術の関係性をめぐって――デジタルメディアの未来」(モデレーター:高橋裕行)

 

JAGDAとデジタルメディア 1982-2014

展示書籍一覧

展示会概要

作品リスト

作家寄稿者プロフィール一覧

 

[ 折込 ]

・「年表で見るデジタルメディアと日本のグラフィックデザイン」(構成:楠見春美/デザイン:中野豪雄)

 

 僭越ながら「潜在性のデザイン――コンピュータと表現と人間」というエッセイ(12ページ)を寄稿しました。

 

デジタルメディアと日本のグラフィックデザイン その過去と未来

デジタルメディアと日本のグラフィックデザイン その過去と未来

 

 

コンピュータのひみつ

コンピュータのひみつ

 

  

世界が変わるプログラム入門 (ちくまプリマー新書)

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