『中央公論』2022年7月号(中央公論新社、2022.06.10)に鈴木涼美さん、吉川浩満くん、私の鼎談が掲載されています。鈴木涼美さんの新著『娼婦の本棚』(中公新書ラクレ)の刊行を記念して、どんなふうに本と付き合ってきたかを中心にあれこれお話ししています。「読書とコスパ――御都合主義の「ファンタジー」に振り回されず生きること 」というタイトルです。
『中央公論』2022年7月号(中央公論新社、2022.06.10)に鈴木涼美さん、吉川浩満くん、私の鼎談が掲載されています。鈴木涼美さんの新著『娼婦の本棚』(中公新書ラクレ)の刊行を記念して、どんなふうに本と付き合ってきたかを中心にあれこれお話ししています。「読書とコスパ――御都合主義の「ファンタジー」に振り回されず生きること 」というタイトルです。
『群像』2022年7月号(講談社、2022.06.07)に「文学のエコロジー」の第5回を書きました。
今回は「文芸と意識に流れる時間」と題して、文芸作品には時間がどのように記されているのかを検討しています。まずは短い文からということで、松尾芭蕉の「古池や蛙飛びこむ水のをと」を材料に、ああでもないこうでもないと眺めております。
なにを検討しようとしているかを述べるための小さな材料、というつもりで書き始めたところ、1回分を費やすことになりました。
能楽師の安田登さんの新著『古典を読んだら、悩みが消えた。』(大和書房)の刊行を記念して、ゲンロンカフェでお話を伺いました。題して。ゲンロンカフェでは、久しぶりにお客さんを入れてのイヴェントとなりました。ご来場、ご視聴、ありがとうございます。
ゲンロンの動画プラットフォーム「シラス」では、2022年11月29日まで購入できます。
★ゲンロンカフェ
★シラス
ゲンロンカフェには2015年が初登場で、これまで40回弱登壇しているようでした。
2022年3月19日(土)に、立命館大学教養教育センターによる企画・主催のイヴェントSERIESリベラルアーツ第10回「本を読む、ものを書く、編集する」の映像が公開されました。
同大学文学部教授の瀧本和成先生を司会に、『文藝』編集長の坂上陽子さん、吉川浩満くんとともにあれこれお話ししました。
立命館大学のウェブサイトに掲載されたレポートは下記からご覧いただけます。
『本の雑誌』(本の雑誌社)に連載した「マルジナリアでつかまえて」をまとめた第2弾『マルジナリアでつかまえて2』が5月下旬に刊行されます。
今回も前巻と同じく、カラー蔵書探検のページと書き下ろしを加えております。
お楽しみいただければこれ幸い。
どうぞよろしくお願いいたします。
下記リンクは、本の雑誌社の通販サイトです。
「古代のアリストテレス注釈者たち(Ancient Commentators on Aristotle)」シリーズは、アリストテレスの著作に注釈を施した人びとの著作を英語に翻訳して提供するもので、シリーズの編集はリチャード・ソラブジ(Richard Sorabji)氏とマイケル・グリフィンMichael Griffin)氏による。
Bloomsburyから刊行中で、同社のメールマガジンで最新刊のお知らせがあったのをここにもメモ。
シンプリキオスによるアリストテレス『自然学』(全8巻)への注釈は、同シリーズで全12分冊で刊行で、このたび最後の巻が出たようです。また、注釈全巻の翻訳についての概説も併せて刊行とのこと。
・Simplicius: On Aristotle Physics 1.1-2, Translated by Stephen Menn, 2022.05
また、今回新たにペーパーバック版が刊行された書目は以下の通り。
・Themistius: On Aristotle Metaphysics 12, Translated by Yoav Meyrav, 2022.05
すでに相当の巻数が刊行されており、集め読むのは大変そうだけれど、折々に必要が生じたところを読んでみたいと思っております。
同プロジェクトのウェブサイトはこちら。
www.ancientcommentators.org.uk