岡本喜八

★『にっぽん三銃士 博多帯しめ一本どっこの巻』(96min, 1973) 上記作品の第二部。夜行列車(の貨車)にまぎれこんで東京を脱出した三銃士のその後の話。 それぞれの出自と苦境を後にした三人は、列車に運ばれるままたどり着いた新天地・博多でまたまた一騒…

★『にっぽん三銃士 おさらば東京の巻』(88min, 1972) 48歳戦中派・元帝国陸軍中尉でいまはしがない編集長。小説を書こうと妻子の白い目もいとわず原稿用紙ばかり山のようにもっている・黒田忠吾(小林桂樹)。 36歳戦後派・医学博士で助教授とエリートコー…

★『kihachi——フォービートのアルチザン』(東宝出版事業室、1992/01、amazon.co.jp)#0417 『結婚のすべて』(1958)から『大誘拐——RAINBOW KIDS』(1991)までの詳細なフィルモグラフィを中心に、関係者の言葉、山根貞男氏による「岡本喜八論——雑草と映画的…

★『顔役暁に死す』(97min, 1961) 丘倉市長に再選された佐伯大三(林幹)をスナイパーの銃弾が襲う。佐伯市長は倒れ、スナイパーを現場に薬莢を残して去った。 そこへ佐伯の息子佐伯次郎(加山雄三)がアラスカから帰国する。自宅には次郎の不在中に佐伯の…

★『暗黒街の弾痕』(74min, 1961) 去る2005年02月19日に亡くなった岡本喜八(おかもと・きはち, 1924-2005)監督、1961年の作品。 コマツモータースの新型高性能エンジンのテスト中、ドライヴァー草鹿一郎(三島耕)は、何者かの追跡をうけ、運転をあやまっ…