1972

★『にっぽん三銃士 おさらば東京の巻』(88min, 1972) 48歳戦中派・元帝国陸軍中尉でいまはしがない編集長。小説を書こうと妻子の白い目もいとわず原稿用紙ばかり山のようにもっている・黒田忠吾(小林桂樹)。 36歳戦後派・医学博士で助教授とエリートコー…

⇒作品メモランダム > 2005/01/27 > 『天使の恍惚』 http://d.hatena.ne.jp/yakumoizuru/20050127#p8

★木下順二『To Be, or Not To Be 木下順二対談集』(筑摩書房、1972/05)#0225 劇作家・木下順二(きのした・じゅんじ, 1914- )の対談集。1960年から1970年代の、政治の季節を背景に行われた対談。1968年を考えるための補助線が得られないだろうかとひもと…

★『天使の恍惚』(90min, 1972) 互いを「十月」とか「秋」などの暗号名で呼び合う革命軍事組織「四季協会」の活動が描かれる。 この組織の構成は、「一年」を頂点として四季の司令官(春・夏・秋・冬)がおり、それぞれの季節のしたに三ヶ月ずつの隊長が所…

★ロラン・バルト『新=批評的エッセー――構造からテクストへ』(花輪光訳、みすず書房、1977、、amazon.co.jp) Roland Barthes, Nouveaux essais critiques (Éditions du Seuil, 1972)