2000

★『ヴァンダの部屋』(178min, 2000) No Quarto da Vanda ペドロ・コスタ(Pedro Costa, 1959- )監督作品。 前作『骨』に出演したヴァンダ・ドゥアルテとその家族の生活を中心に、リスボン郊外のフォンタイーニャス地区の出来事を映した作品。 狭い路地が…

★大野裕之編『チャップリンのために』(とっても便利出版部、2000/11、amazon.co.jp)#0352 ・『ゴダールの肖像』(1997/04; 改訂版、2000/12、amazon.co.jp) ・『マルクスの現在』(1999/04、amazon.co.jp) ・『パゾリーニ・ルネサンス』(2001/06、amazo…

★辻邦生『言葉の箱――小説を書くということ』(中公文庫つ3-19、中央公論新社、2004/08、amazon.co.jp)#0200 辻邦生(つじ・くにお, 1925-1999)が1993年から1994年にかけてCWS創作学校で行った講演「小説の魅力」の記録。親本は、2000年4月にメタローグから…

★長谷正人『映像という神秘と快楽――〈世界〉と触れ合うためのレッスン』(以文社、2000/12、amazon.co.jp)#0058 Internet Photo Magazine 連載のエッセイ。 ⇒Internet Photo Magazine http://www.ipm.jp/index-j.html

★フェルナンド・ペソア『不穏の書、断章』(澤田直訳、思潮社、2000/10、amazon.co.jp) 私は貪欲で熱烈な読書家だったにもかかわらず、自分が読んだ本のどれひとつとして思い出すことができない。私の読書は、自分の考えや夢の反射、というか、夢を引き起こ…