新曜社といえば、6月にこういう本も出ています。
★H.ベルテンス+J.ナトーリ編『キーパーソンで読むポストモダニズム』(土田知則+時実早苗+篠崎実+須藤温子+竹内康史訳、新曜社、2005/07、amazon.co.jp)
Edited by Hans Bertens + Joseph NatoliPOSTMODERNISM: The Key Figures (2002)
20世紀の後半から末にかけて、近代の「大きな物語」の終焉の後を受けて、文化のあらゆる領域に突如現われた「ポストモダニズム」とは一体何だったのでしょうか。客観的価値、自己同一性、主体性、言語の透明性などを疑問視し、他者性、決定不能性、差異、アポリアといった問題を積極的に前景化するその思想を、アルチュセール、オースター、バルト、ボルヘス、カルヴィーノ、ドゥルーズ、エーコ、フーコー、レヴィナス、トリン・ミンハ、…ヴォネガット、ヘイドン・ホワイトなどの多くの分野のキーパーソンたちをとおして具体的に描出します。ポストモダニズムのもつ多様で豊かな可能性が多面的に浮かび上がらせる「ポストモダニズム大全」となっています。
⇒新曜社 > 『キーパーソンで読むポストモダニズム』詳細
http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/4-7885-0949-0.htm